Gill Landry

オールド・クロウ・メディシン・ショーでギターやドブロを担当しているギル・ランドリー。4年ぶり、3作目のソロ・アルバムが出ました。3作目にして初めて自分の名前をアルバム・タイトルに冠しただけあって、どこか作り物っぽいノスタルジア風味も感じられなくはなかったこれまでの2作よりぐっとリアルな仕上がりだ。

ほとんどを彼のナッシュヴィルのおうちで録音。歌詞は相変わらず古いモノクロ写真に出てくる南部っぽいイメージをまぶした、情感溢れる、しかしどこか厭世的なものなのだけれど、サウンドのほうにはこれまで以上に開かれた感触がある。曲によって仲良し後輩バンド、マムフォード&サンズ人脈のニック・エトウェルがトランペットで参加していたり、ローラ・マーリングがデュエットを聞かせていたり、英国系のゲストが目立つところもこの人らしいか。