毎月恒例のCRT、今月は必殺のオールディーズまつりです。来週月曜日に迫ってまいりました。左の情報欄をご参照のうえ、がしがし参加、お待ちしてます。仕分けます(笑)。 iPhone で読んでくれている方は情報欄が見えないと思うんだけど。ときどきフル表示でもチェックしてくださいね。よろしく。

てことで、今回のピック・アルバムは、待ってました、トム・ペティ。近頃は、ソロ名義でアルバムをリリースしたり、幻のバンド“マッドクラッチ”を再結成したり、ハートブレイカーズとの不仲も伝えられていたペティさんだけど。02年の『ザ・ラストDJ』以来8年ぶりにハートブレイカーズとタッグを組んだ新作を完成させた。

Twitterでも騒いだんだけど。アルバム発売前から収録曲すべてのフル試聴を許しちゃうという太っ腹プロモーションをぶちかましていて。それ聞いて、もう盤がリリースされるのが待ちきれなくて待ちきれなくて。ソロ名義の盤だともうちょい内省的かつメロウになったりすることもあるペティさんながら、やはりハートブレイカーズと組むとひと味違う。今回も孤高であることの自由さと悲しさとをたたえながら、鉄壁のルーツ・ロック・サウンドに乗せて、どこかやさぐれ気味に様々な物語を綴ってみせる。年輪も加わり、さらにかっこいい。マイク・キャンベル、ベンモント・テンチ、スティーヴ・フェローニ、スコット・サーストン、ロン・ブレア、そしてトム・ペティ。やっぱ、鉄壁のラインアップです。

バンド全員でスタジオ入りして、演奏も歌もほぼ一発録り。オーヴァーダブは最小限に抑えたレコーディングだとか。ローリング・ストーンだったか、どこかの音楽誌のホームページに本盤のレビューが載っていて。そこに“このクールさはプロ・トゥールズでもオート・チューンでも絶対に作り出せない”みたいなことが書いてあった。その通りだと思う。昔ながらのバンドはいいやね、やっぱ。